短編小説「アンドロイドは夢をみる」

少しだけ未来の話。

人と同じ形をして、人と同じように考えるアンドロイドが

人と共に生きる世界。

何を想い生きていくのか、変わらないものはあるのか。

 

第1章

その1
音楽はもう個人のものだ。自分に合わせた曲をAIがそれぞれ作ってくれる。過去の気に入った曲も...
その2
富裕層の住宅区画を出て駅に近づく、が電車には乗らない。歩けない距離でもないし節約のためでもある。電...
その3
「はじめまして、あなたの名前を教えてもらえますか?」目の前のその人は安心した顔をしている。...
その4
「リスナー、聞き手、聞く人ですか?」「そう、僕の音楽を聴いてほしい」「それは楽しそ...
その5
「謝らなくていいよ、僕らは今日初めて話したんだから知らなくて当然だ。それで…その…前の事は、聞いて...
その6
「寝る時?一緒に寝たいってこと?別に叶えられるけど、なんというか、ちょっと恥ずかしいな」「...
その7
「うー」眉間にしわを寄せて、口を尖らせ、自身の手を見つめている。「上手くいかないだ...
その8
「あんた、今日は家にいる?」姉からの連絡だ。3つ上の姉は3つ隣の駅の町に住んでいる。普段こ...
その9
「へんな大人ってのはわかる、へやにもへんなのいっぱいだし」「その変なもの目当てで遊びに来る...
その10
おじさんのうちにアンドロイドがいた。うちにはアドロイドはいない、あるのは全自動の家電くらい、別にこ...
その11
「夜にちょっと出かけてくるよ」「お一人で、ですか?」「うん、友達から連絡があってご...
その12
「なぁ、井上は結婚はしないのか?お前なら申請も通るだろ?」「結婚かぁ、あんまり考えてないな...
その13
今日は音楽じゃないな、そういう日がある。こんな時は大体が落ち込んでいるときで、その気分が音に表れて...
その14
無機質な部屋で維持装置に繋がれていつものように手を繋いでる。技術の進歩は人間の苦痛すらも取り除いて...
その15
陽君が静かに眠った後、私は最後のお願いを叶えるために準備を始めました。陽君は『わがまま』と...
番外編
これはエミがまだ別の名前で呼ばれていたころの話— 結婚をして5年、子供が出来たこと...

 

第2章

第2章 その1
やることがない日は街をぶらつく陰気で最低限、寝ることくらいしかできない部屋にいてもしょうが...
第2章 その2
街の中にはアンドロイドが溢れてる。労働用のアンドロイドは肌とか髪とかの質感が微妙だからなん...
第2章 その3
この間拾ったなんだかよく分からない部品をとりあえず持ち帰ってみたものの、それが何なのか調べる方法か...
第2章 その4
結局話しかけられるタイミングがなくて、爺さんは店に入っていった。裏口から入ったということは...
第2章 その5
「アンドロイドの部品てのはさ、そうそう出回ってるもんじゃないんだよ。動いてる間はイジる事ないし、破...
第2章 その6
「何だよ、ガキ」「何だよじゃねぇよ、おっさん。前に拾ったもんあるだろうが、あれは俺のなのだ...
第2章 その7
「おーい、志乃ー、なーにサボってたんだよー」「サボってない!途中で気分悪くなっただけだって...
第2章 その8
あのおっさんは人が悪い。人の弱みに付け込むタイプだ。「ほらよ、待たせたな」...
第2章 その9
「こんなところで何やってんだ?青春黄昏中か?」「おじさんを待ってたんだよ」部品を渡...
第2章 その10
それから時々、俺は志乃と話をした。なんでもない話をするのはタカミと変わらないのに志乃との話...
第2章 その11
夕方の志乃はひでぇ顔をしてた。そりゃ気が気じゃねぇよな、アンドロイドと暮らしたことなんかね...
第2章 その12
テレビでニュースを流してる、ずっとそれを見てる。いつ結果が出るか分からないから、今はこの問題が解決...
第2章 その13
「やぁ、柴田さん久しぶり。今日は1人かい?」タカミと話すのは久しぶりな気がする。このところ...
第2章 その14
「余計な事って?」「お前はファインプレーをしてたってことよ」さっき電話で聞いた話を...
第2章 その15
「もう話すこともないかと思ってたよ」「これだけ早く出てこられたんだから感謝してよ」...

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