迷子の休憩所
藤原 雄二
詩
六文銭
この世からあの世への渡し船の渡し賃 一番最後のお支払あの世へは富も持ち越せない この世で何をするにも...
2021.01.26
詩
詩
世界
この世界の無限の広がりを感じるか? 目に見える先の手の届く先の 知らない世界があるのを感じるか? 家...
2021.01.25
詩
詩
巣ごもり
冷たい雨で濡れる街を 窓越しにに見ていた 買い物に出ていく億劫さが腰を重くして ヒーターの赤外線のオ...
2021.01.24
詩
詩
待ってる
気分はどうだ 起き上がれそうか 無理はするな しんどいなら横になってろ 意識はどうだ はっきりしてる...
2021.01.23
詩
詩
色の生活
わたしは青色が好きなので 青い空を見上げました そこには白が流れてきて 黄色く表現される眩い白もあり...
2021.01.22
詩
詩
愛の歌
愛の歌を聞く人は 愛の歌を歌う人は その世界に愛が溢れているのだろう 愛は大切でなくてはならない 愛...
2021.01.21
詩
詩
遅延
電車が遅れている 踏切の点検だそうだ アナウンスは繰り返す 安全が確認できしだい発車いたします 仕方...
2021.01.20
詩
詩
プロ
画家の描くその線の一本 歌手の出すその一声 ピアニストの鳴らすその一音 作家が紡ぐその一文 それぞれ...
2021.01.19
詩
詩
僕は語る
僕は語る 恥ずかしげもなく過去の失敗を 何が出来なくて何が怖いか 付きまとうトラウマとつまずいた場所...
2021.01.18
詩
詩
反撃
煙が上がる 反撃の合図だ 慣れない拳を固めて僕のために叫ぶんだ 傷つかないように大層な鎧を着込んで ...
2021.01.17
詩
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