分からないことだらけ

この世界は分からないことだらけ
先行き不安の暗夜行路
一寸先は闇ちょっとのこともままならず
目に見える物を頼りに手探るか

これだけひしめき合って過ごしている
人間のことをどれだけ理解している？
ひとたび自分から離れた他人には
自分と同じ心があるかどうかさえ
確証も得られない

群れをなして社会を作ること
でしか生きていけないのに
僕らは僕らとして存在していられない
いつだって僕とその他の人

そして時折自分自身のことも
分からなくなる
分からないことだらけだ