迷子の休憩所
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時を越えて
その一瞬の輝きを閉じ込めたくて 歌にした絵にしたシャッターを切った 技術は進歩して何度でも その瞬間...
2021.03.04
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門出
節目の君へ贈る手向けの言葉 憂う未来を晴らすような 強い言葉を贈れたら 私が今まで使った言葉 指針に...
2021.03.03
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君の夢を見た
君の夢を見た 何の前触れもなく 夢に出てくる人は 相手がこちらを考えて くれているからだと そんなわ...
2021.03.02
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メッセージボトル
この広すぎる海へ どこに届くかも分からないまま 言葉を詰めて 言葉しか伝わらないから ここにいるよと...
2021.03.01
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深夜
午前三時の静寂 しんとした漆黒の空に 点いて変わる信号機 遠くの方のタイヤの転がる音 短く響く足音 ...
2021.02.28
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趣味
歌いたくなる時 絵を描きたくなる時 どこかに行きたくなる時 どこにも行きたくない時 本を読みたくなる...
2021.02.27
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空
空を見上げて歩く せめて視線だけでも上向きに 電線に止まる鳥たちや 雲の切れ間の日光 くすんだ看板 ...
2021.02.26
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片てぶくろ
いつかの拍子で落ちてしまった 道路の上の片てぶくろ 家路に着いた方ときっと再会は難しい 片手だけでは...
2021.02.25
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絶望
君は君の絶望を抱くがいい 私は私の絶望を抱くのだ その痛みを誰が分かるというのか 君以外の痛みと ど...
2021.02.24
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霧の中
霧の中で手を伸ばす 手探りで進むために 安全を掴むために 何もつかめないまま ずっと進むと不安になっ...
2021.02.23
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