道すがら

何もないところから始まって 空っぽのまま歩いてきた どうせなら空いたこの場所に 何か埋められればと...

不自然

作り物みたいに美しい つやつやの陶器みたいな ガラスのビー玉みたいな 絹の糸のような 血の通わな...

私は知っている

私は知っている 私は私が上達していることを知っている 私が上達していることを 知っている人がいるこ...

持ちつつ

必要とされる場所へ 何かができるというのなら 幸せだと思うから 油断して奪われぬよう 安売りはしな...

暗闇の歩き方

真っ暗闇の中で灯かりもない時に そっとその場で目を凝らす その闇は外の夜だろうか それとも地下や建...

運命

生きる意味なんてありません 産まれてきた運命なんてありません 私たちは食べられるための家畜じゃない...

空っぽから

枯れ果てた空っぽから もう言葉は出てこない 見えてきた底には穴が空いている そこから漏れていたもの...

野良猫

きっと私は闇に溶ける黒猫でもなくて かと言って品のある白猫も似合わない きっとくすんだ灰色をしてい...

流れる時間の中で

瞬く間に過ぎていく時間の中で 何万遍の言葉が流れていくのか そのほとんどは目に止まる事なく そのわ...

名前

君の名前を知ってるか 木にとまる鳥も 道の向かいの木も そこの家の軒先の花も 何て名前か知らない ...
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