藤原 雄二

正直

世界は正直だあなたも正直だ楽しい時は笑い悲しい時は泣くつまらない時は眠くなりさっくりと離れていく目の...

人の数

決して多くはないけれど帰りを待ってくれているそんな人がいるもう少しだけ旅をしてみようまた話をしに帰る...

足掻けよ阿呆

足掻け足掻け醜く足掻けあざ笑われていけ一番自身を笑ってけそして最期のその時に笑ってお別れを言うのです...

過ぎ去る

昔見た憧れを未だに思い出しては大事にしている漫画小説映画動画そこに付随する音楽など懐かしんではまた繰...

また明日

次の日私が消えてしまったら気づいてくれる人がいるでしょう毎日顔を出しているところがあるからそれでも私...

僕は向かうよ

幼い男の子が泣いている欲しいものがなかったみたいだ慌てて僕は変わりを探すこれも僕の仕事だろう何か必死...

日差し

梅雨の切れ間久しい日差し少しチリつくような夏が顔を覗かせる絶好の洗濯日和絶好の行楽日和はたまた最高の...

愛について

この先愛してもらえる希望が持てないのは未だに愛してもらえた記憶が無いからかこれまで愛した記憶はあれど...

廃れた街の中で

すっかり廃れた街の中で未だに開いてるお店が一つかつては多くの客で賑わった実はそれほど多くはなかっただ...

早朝から

鳥が鳴くまだ起きていない街は静かだけど遠くに電車の走る音がする夜中ふとした拍子にアスファルトを転がる...