過ぎ去る

昔見た憧れを
未だに思い出しては大事にしている
漫画小説映画動画
そこに付随する音楽など
懐かしんではまた繰り返す

確かに純粋な感情がそこにあって
そこには今引きずっている
卑屈な感情はなかったかのように思う

その時信じていたものは
思い返すとまだ信じられている
そこにただすがっている
だけのようにも思える

年を重ねるにつれて
新しいものを見聞きしているのに
更新が途絶えている自身を見つめると
過去に縛られているようにも感じる

昔煩わしく感じた年上の人たちの話ぶりに
私は今なっていないだろうか
せめてそれだけは抗いたい
かつて自身が見下した人間にならない事が
せめて過去から学び今を見つめることに
なればいい

コメント

タイトルとURLをコピーしました