2021-03

物語

第2章 その6

「何だよ、ガキ」 「何だよじゃねぇよ、おっさん。前に拾ったもんあるだろうが、あれは俺のなのだから返し...
物語

第2章 その5

「アンドロイドの部品てのはさ、そうそう出回ってるもんじゃないんだよ。動いてる間はイジる事ないし、破棄...
物語

第2章 その4

結局話しかけられるタイミングがなくて、爺さんは店に入っていった。 裏口から入ったということは従業員か...
物語

第2章 その3

この間拾ったなんだかよく分からない部品をとりあえず持ち帰ってみたものの、それが何なのか調べる方法から...
物語

第2章 その2

街の中にはアンドロイドが溢れてる。 労働用のアンドロイドは肌とか髪とかの質感が微妙だからなんとなく見...
物語

第2章 その1

やることがない日は街をぶらつく 陰気で最低限、寝ることくらいしかできない部屋にいてもしょうがねぇ。た...

裏方

遠くから見てる 全て無事で迎えられたらいい きっと気付かない 当然のように自然に事が運ぶから それで...

底の底

底の底の方、そんな気がする とにかく歩いて どちらが前か変わらないけど 少し上向いた気がしても また...

愛されるために

愛される理由を探してる 自分じゃない事は理解してる 変わらなきゃいけなくて その痛みに尻込みしてる ...

花の香り

道端に咲く花 駅のローターリー花屋さん 暖かい日差しが感じられる頃 鮮やかな花弁の色が目に映り 誰か...