すがり

僕に音楽があったように
君には絵があったのかも
それが愛や性や人や悪や
金や名誉や虚無や酒や薬だとしても
それを貶すのはそれがその人の救いか
どうしようもない世界で
受け入れるしかない絶望から
身を守る術を
縋るのか手に入れるのか利用するのか
生み出すのか奪い取るのか
僕には音楽があった
君には何がある?

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