枯葉

青い葉に命を見る
光を浴びて幹に送る
風を受け雨を受け
一つの木としてそこにある

日が変わり役目が変わる
色は変わり褪せるのかくすむのか
景色を変える色となる
鮮やかな色を添える

命が眠りにつくころに
葉は別れを告げ足下へ
命は終われども意味は無くならず
土に向かう長い旅

ゴミに見る者もいれば
まだ色を見る者もいる
音を聞く者もいる

朽ちる物に意味を見出せるものが
どれだけいるというのか

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