詩 雨を吸う
雨の音が妙に心地いい 傘に跳ねる音も アスファルトを叩く音も ベランダの先の景色のノイズ それは土を...
詩 詩 飢える王様
ある男は小さな国の王様でした 王様は王様なので傍若無人に振舞います 嫌いな人は切り捨てます 不満があ...
詩 浮かばない
たとえ人と会って話をして 気になるお店に入ってみて せっかくだからと買い物をして 少し悲しい夢を見た...
詩 今日 つづく
昨日の帰り道によく笑っていた 妙に空がきれいに見えて 今日はいい日なんだと伝えている この数日好きな...
詩 朝日に向かう
淡い空に薄く撫でつけたような雲 通りの良い空気になびくねこじゃらし ようやくひと段落の気分転換に 意...
詩 今日のやること
今日のやることはお洗濯です 雨が続きますからたまの晴れを逃しません それが済んだら今日のやることは終...
詩 なんとなく
なんとなく良い日になる気がするんだ 昨日君から元気をもらったし 少し前の予報の雨は少しされたみたいで...
詩 インアウト
息を吸って吐く どちらが欠けても苦しい 酸素を欲して二酸化炭素を嫌って 身体を駆け巡る 言葉を出すに...
詩 足りない
何かが足りない気がする ずっとその何かが何なのかが分からない でもこの心のところの 真ん中ではなくて...
詩 夜明け前の曇り模様
明方 道路沿いの川を流れる水の音 秋の入り口9月の虫の音と相まって 久しぶりの自然を感じた気がした ...