物語

第2章 その8

あのおっさんは人が悪い。人の弱みに付け込むタイプだ。「ほらよ、待たせたな」ケースに入った部品を差し出...
物語

第2章 その7

「おーい、志乃ー、なーにサボってたんだよー」「サボってない!途中で気分悪くなっただけだって!」「なん...
物語

第2章 その6

「何だよ、ガキ」「何だよじゃねぇよ、おっさん。前に拾ったもんあるだろうが、あれは俺のなのだから返して...
物語

第2章 その5

「アンドロイドの部品てのはさ、そうそう出回ってるもんじゃないんだよ。動いてる間はイジる事ないし、破棄...
物語

第2章 その4

結局話しかけられるタイミングがなくて、爺さんは店に入っていった。裏口から入ったということは従業員か店...
物語

第2章 その3

この間拾ったなんだかよく分からない部品をとりあえず持ち帰ってみたものの、それが何なのか調べる方法から...
物語

第2章 その2

街の中にはアンドロイドが溢れてる。労働用のアンドロイドは肌とか髪とかの質感が微妙だからなんとなく見分...
物語

第2章 その1

やることがない日は街をぶらつく陰気で最低限、寝ることくらいしかできない部屋にいてもしょうがねぇ。ただ...

裏方

遠くから見てる全て無事で迎えられたらいいきっと気付かない当然のように自然に事が運ぶからそれでいいきっ...

底の底

底の底の方、そんな気がするとにかく歩いてどちらが前か変わらないけど少し上向いた気がしてもまた下ってる...