詩 愛の歌
愛の歌を聞く人は愛の歌を歌う人はその世界に愛が溢れているのだろう愛は大切でなくてはならない愛は一人で...
詩
詩 詩 遅延
電車が遅れている踏切の点検だそうだアナウンスは繰り返す安全が確認できしだい発車いたします仕方ないじゃ...
詩 プロ
画家の描くその線の一本歌手の出すその一声ピアニストの鳴らすその一音作家が紡ぐその一文それぞれの扱うそ...
詩 僕は語る
僕は語る恥ずかしげもなく過去の失敗を何が出来なくて何が怖いか付きまとうトラウマとつまずいた場所を僕は...
詩 反撃
煙が上がる反撃の合図だ慣れない拳を固めて僕のために叫ぶんだ傷つかないように大層な鎧を着込んで地雷原を...
詩 後回し
頭が痛いやるべきことが頭の中で居座って視界の隅で異彩を放っている期限はまだ先だからこその油断いっきに...
詩 傍から見る阿呆
人の才能を見抜く才能のない人間がお前は才能がないとのたまう才能ないんだからやめろよどこに当たるか分か...
詩 欠損
もしもこの目が見えなくなったらもっと家の中で過ごすだろうか音楽がもっと近くに感じるだろうかもしも耳が...
詩 ヒーロー
子供の頃に憧れたヒーローになりたい今でも夢に見る生きれば生きるほど助けたい人ばかりが増えていくその度...
詩 嫉み
羨ましいのはわかるくやしいのもわかるでも嫌いなものを語るのに時間を費やすな自分が怠けていた理由を他人...