藤原 雄二

恥さらし

とても恥ずかしい事をしているのかもしれない自分の考えていることをさらけ出しているのはそんなことをして...

正面を

あの子が隣にいてくれたら僕はどこにだって行けるそんな妄言を口にして空っぽの日常を見つめる虚ろな目をし...

心躍る方へ

足取りは重く 視界は煙る霞んだ目は潤んでいるのか焦点は定まらない昨日の出来事が上手く出てこないだけど...

遠く

変わってしまった私を見つめてあなたは遠くに離れてしまう優しかったあなたはどこへときっと思っているので...

怯えて

小さな部屋で暮らしている怯えながら暮らしてる隣の人に怯えてる私の声が聞こえないかもっと気を付ければ良...

初手

頭を空っぽにしてみれば一歩踏み出すことに何もいらないガスコンロの火を着けてお湯を沸かすことに労力を使...

探し物

時が過ぎるにつれて思い出が積み重なってそれに付随するように物が膨れ上がるふと思い出したあのおもちゃを...

棒にふる

今日はバカをしてたみたい気がついたら日暮れじゃないか山積みの問題を見上げながらとりあえず気晴らしをひ...

客観視

自身を見つめて嫌悪感を覚えるとき自己肯定感の低さが現れているのだろうか自身であるから粗がよく見えるの...

君が歩いた道の跡振り返ることは良くないと言われたこともあるけれどたまに立ち止まる時に確認してしまうこ...