迷子の休憩所
藤原 雄二
詩
怯えて
小さな部屋で暮らしている 怯えながら暮らしてる 隣の人に怯えてる 私の声が聞こえないか もっと気を付...
2020.07.12
詩
詩
初手
頭を空っぽにしてみれば 一歩踏み出すことに何もいらない ガスコンロの火を着けて お湯を沸かすことに労...
2020.07.10
詩
詩
探し物
時が過ぎるにつれて 思い出が積み重なって それに付随するように 物が膨れ上がる ふと思い出したあのお...
2020.07.09
詩
詩
棒にふる
今日はバカをしてたみたい 気がついたら日暮れじゃないか 山積みの問題を見上げながら とりあえず気晴ら...
2020.07.08
詩
詩
客観視
自身を見つめて嫌悪感を覚えるとき 自己肯定感の低さが現れているのだろうか 自身であるから粗がよく見え...
2020.07.08
詩
詩
道
君が歩いた道の跡 振り返ることは良くないと 言われたこともあるけれど たまに立ち止まる時に 確認して...
2020.07.06
詩
詩
その歩みを止める
頭の中でシナプスが ちりちりと焦げているようだ 情報伝達は上手くいかず せっかくの名案は水泡に帰した...
2020.07.05
詩
詩
瓦解
少しずつ重ねていたものが崩れてしまった 調子づいていたところで残念だ するとどうだろう もう一度重ね...
2020.07.04
詩
詩
愛ばかり
この世は愛で成り立っている とは言い過ぎか それほどまでに人々は 愛を語り愛を歌い愛を叫ぶ 人は独り...
2020.07.03
詩
詩
天体ショー
人生ではおおよそ計り知れないくらいの 途方もない数字の中で一つ 奇跡のように感じてしまう宇宙の出来事...
2020.07.02
詩
次のページ
前へ
1
…
36
37
38
…
55
次へ
ホーム
検索
トップ
サイドバー