自己愛

私は私が好きです
そう言える様になったところとか
何とか生き抜いているところとか

ずっと嫌いなところを見ていましたが
その歪さにへきへきとしていましたが
その時々に私を認めてくれる人が
居てくれていたのです

近くで見ていてくれて
時に愚痴を聞いてくれて
そばで私を知ってくれて
好きだと言ってくれたから

あなたが認めてくれた私なら
私は認めることができる
一度離れてぐるりと周って
同じところに戻った時に
私は私が好きになっていました

あなたが好きなものが好き
あなたの好きなものの中に
私を置いてくれているのなら
私は私を好きと言えるでしょう

歪な曲線をなぞる
撫でて慰めて認めて
私の内から内へ
受け入れるように包み込んで

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