空を見上げて歩く
せめて視線だけでも上向きに
電線に止まる鳥たちや
雲の切れ間の日光
くすんだ看板
揺れる木

空の色のそれぞれの時間
帰り道の駅からの空は
まだ明るくて
朝焼けや夕焼けに毎度
感動したりする

雨の日は足下に気をつけて
立ち止まった時は
落ちてくる雫を見るといい

夜の星は
こことあそこでは違うようだ
見る人にもよるだろう

いつもと変わらない
一色の空のような
絶えず移り変わる
流れが見えるような

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