この世からあの世への渡し船の渡し賃 一番最後のお支払あの世へは富も持ち越せない この世で何をするにもお金がいる 生きていく事にも 楽しむにも恋をするにも せっせせっせと毎日を そのために仕事をする 世界の大半が毎日あくせくとしている これが社会というコミュニティーの弊害 独りだけなら命を繋ぐだけなら 腹を満たすだけで十分だ 時間を売って金を得る 物言う奴隷のように金を得る あの世に渡るその日まで 金に悩んであくせくと そこに漬け込む鬼がいる 自由を餌に金をむしり取る鬼がいる 結局金は無くなって 川を渡る時が近づく あぁ死ぬのにも金がかかるのか
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