絶望

君は君の絶望を抱くがいい
私は私の絶望を抱くのだ

その痛みを誰が分かるというのか
君以外の痛みと
どうやって比べるというのか
どの時代でどの立場でどんな時か
君以外の誰が分かるというのか

知ったかぶりの偉そうな
何も知らないことを知らない
社会的地位にのさばる誰かの言葉は
隙間風のように煩わしい

君は君としか比べられず
それは今と昔と未来のこと

私も君も絶望を生み出して
少しずつ噛み砕いていくのだ

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