作詞の考え方

音楽を趣味にされている方はある程度

上達するとオリジナルの曲を作りたいと

思う人もいるのではないでしょうか。

歌ものの曲になると作詞が必要ですが、

ここでは詩を作る際の考え方を紹介

していきます。

なお、ここではアマチュアで趣味のレベルの

考え方になるので、お金を貰えるレベルのもの

とお考えであれば本格的な書物などをお読み

いただくことをお薦めいたします。

心理描写と情景描写

詩とは、もちろん言葉を綴って作りますが、

言葉で表現するものを大きく2つに分けて

みましょう。

一つは心理描写。気持ちを表す言葉です。

「うれしい」「楽しい」「大好き」など

感情など、あとはどう思ったという感想も

心理描写になります。

もう一つは情景描写。風景を表した言葉です。

目に見えるものを文章にすることになりますが

時に人間や生き物のように例えたり

様々な表現がありますね。

2つの割合は

たとえば心理描写のみで詩を作ったとすると

日記のような印象を受けるかもしれません。

そして情景描写だけになると、

書き方によっては風景しか伝わらないので

歌として聞くと印象に残るものがないことも

あるかもしれません。

ですのでそれぞれを組み合わせることで

表現に深みが出るわけですね。

同じ言葉の繰り返し

意図的に同じ言葉を繰り返すことも

一つの表現です。

歌の詩になるとサビの部分を全く同じで

繰り返したり、最初のザビを最後のサビに

もう一度持ってきたりして印象を強めたり

しますよね。

同じ単語を文の頭に置いて続く言葉や接続詞を

変えることでまとまりを出したり

することもあります。

何からヒントを貰うか

モノ作りは何でもそうですが

最初の1歩目が踏み出せるとそのあとは

ある程度続くものです。

ではその重要な1歩目のきっかけはどうやって

どうやって見つけるかですが、

たとえば曲が先に出来上がっているならその音

からイメージできる言葉をピックアップ

してみたり、自分自身が今抱えている感情を

色んな言い回しで詩にしてみたり、

外を出歩いたり生活する中で目に付いた物から

発想を得たりなどでしょうか。

テーマとなる一つの単語を決めてそこから

膨らませていくのも良いでしょう。

正解はありません

いかがでしたでしょうか、

人によっては詩を作るのにそこまで苦労しない

人もいますが、なかなか何をしにすれば良いか

分からないという人もいると思います。

始めはこれでいいのかと思う部分もあるかも

しれませんが正解なんてものはありません、

言ってしまえば文法的に間違っていたとしても

そういった言い回しなのだとしてしまえば

それで良いのです。

あなたなりの表現を楽しんでみるのも

作詞の醍醐味かと思います。

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