詩 好きということ
長く聞いてられる音楽のようにまた聞きたくなる音楽のようにいつまでも持っていたくなる本のように何度も読...
詩
詩 詩 光を見つめる
教室の中のキラキラした場所が苦手その声は大きく振る舞いは広く及ぼす影響は広いため僕らは片隅で小さくし...
詩 走った
小さい僕は走った早く家に帰りたかったからまだ小さな僕は走った早く独りになりたかったからまだ小さい僕は...
詩 煙
煙のように消えてしまえ霞んでろくに見えないならくゆらせて空に登り薄く薄く馴染んでしまえ何かが燃えた後...
詩 見失って
何も出来ない日はいつものことをするべきか立ち止まって休むべきか分からなくなる何が欲しいのか必要なもの...
詩 忘備録
凍える様な寒さの中で白く見える吐息のように今まで見えなかったものがある環境下で見えたとき思い出すんだ...
詩 物作り
大したことのない言葉言い訳がましい言葉なんでもないありふれた言葉どれだけ綺麗に飾ろうとしても陳腐に成...
詩 心の壁
心の別れた右の方その他いくつか部屋の様人と居る事で満たされる場所と独りで居れば満たされる場所欲の数ほ...
詩 区切り
明日になれば月が変われば季節が変われば年が明ければぼくらはいつも区切りを見つけてそこから変われると思...
詩 また逢う
数えてみると幾つもの別れがあった春先におめでとうと言ってくれた人の中には今は言葉を交わしていない人も...