迷子の休憩所
藤原 雄二
詩
まどろみ
目が覚めるんだ 朝日が昇る前に 目が覚めるんだ アラームが鳴る前に 大切な約束をすっぽかしている気が...
2020.09.29
詩
詩
抜けるような晴れ
吹き抜けるエントランスの先には そよぐ木々の葉っぱの音がする 薄雲すら散ってしまい 申し分なく晴れ ...
2020.09.29
詩
詩
長風呂
ユニットバスの排水溝を見つめて 三角座りでお湯に浸かる ぼやっと湯気に包まれて 手元のスピーカーから...
2020.09.27
詩
詩
雨を吸う
雨の音が妙に心地いい 傘に跳ねる音も アスファルトを叩く音も ベランダの先の景色のノイズ それは土を...
2020.09.26
詩
詩
飢える王様
ある男は小さな国の王様でした 王様は王様なので傍若無人に振舞います 嫌いな人は切り捨てます 不満があ...
2020.09.25
詩
詩
浮かばない
たとえ人と会って話をして 気になるお店に入ってみて せっかくだからと買い物をして 少し悲しい夢を見た...
2020.09.24
詩
詩
今日 つづく
昨日の帰り道によく笑っていた 妙に空がきれいに見えて 今日はいい日なんだと伝えている この数日好きな...
2020.09.23
詩
詩
朝日に向かう
淡い空に薄く撫でつけたような雲 通りの良い空気になびくねこじゃらし ようやくひと段落の気分転換に 意...
2020.09.22
詩
詩
今日のやること
今日のやることはお洗濯です 雨が続きますからたまの晴れを逃しません それが済んだら今日のやることは終...
2020.09.21
詩
詩
なんとなく
なんとなく良い日になる気がするんだ 昨日君から元気をもらったし 少し前の予報の雨は少しされたみたいで...
2020.09.20
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