詩 頭痛
私たちはとどのつまり脳みそから始まっています 情報を取り込んで脳に送り 電気信号を全身へと送るのです...
藤原 雄二
詩 詩 有象無象
掃いて捨てるほどいる 石を投げれば当たる 有象無象の中にいる ぎゅっと握った拳の中みたいな ちっぽけ...
詩 階段
あとどれくらいかかるのか 見上げて溜息がでる この一段一段果てしなく 上に続いているのは見て取れる ...
詩 何もねぇ
今日はなんもない 誰かと逢うことも何かをすることも 昨日にだいたいは片づけたから 起き上がることもど...
詩 夕日が綺麗で
建物から垣間見える夕日が綺麗で もう少し長めに眺めていればよかった 今日も一日が終わっていく気がして...
詩 少数派
少数派の考え方をして 少数派の動きをして 少数派の売り方をしているのに 多数派の評価を求めるからズレ...
詩 余計なお世話
夏の暑さだったり 秋の物悲しさだったり 夜の静けさだったり 低気圧の重さだったり 言葉にならない怠さ...
詩 物欲
新しいものを手に入れたら 力がつく気がした だからよりいいものを高いものを ついつい買ってしまいそう...
詩 実家カレー
母親の作ったカレーを思い出す 私の母は決して料理上手と言うわけではなく 当人も不器用だと話していた ...
詩 化学反応
1人の人間から生まれる内側の世界 色や音や味や振る舞い 各々を魅せ方で世界に発信する 嵐を呼ぶ者もい...