迷子の休憩所
藤原 雄二
詩
心躍る方へ
足取りは重く 視界は煙る 霞んだ目は潤んでいるのか 焦点は定まらない 昨日の出来事が 上手く出て...
2020.07.13
詩
詩
遠く
変わってしまった私を見つめて あなたは遠くに離れてしまう 優しかったあなたはどこへと きっと思って...
2020.07.12
詩
詩
怯えて
小さな部屋で暮らしている 怯えながら暮らしてる 隣の人に怯えてる 私の声が聞こえないか もっと気...
2020.07.12
詩
詩
初手
頭を空っぽにしてみれば 一歩踏み出すことに何もいらない ガスコンロの火を着けて お湯を沸かすことに...
2020.07.10
詩
詩
探し物
時が過ぎるにつれて 思い出が積み重なって それに付随するように 物が膨れ上がる ふと思い出したあ...
2020.07.09
詩
詩
棒にふる
今日はバカをしてたみたい 気がついたら日暮れじゃないか 山積みの問題を見上げながら とりあえず気晴...
2020.07.08
詩
詩
客観視
自身を見つめて嫌悪感を覚えるとき 自己肯定感の低さが現れているのだろうか 自身であるから粗がよく...
2020.07.08
詩
詩
道
君が歩いた道の跡 振り返ることは良くないと 言われたこともあるけれど たまに立ち止まる時に 確認し...
2020.07.06
詩
詩
その歩みを止める
頭の中でシナプスが ちりちりと焦げているようだ 情報伝達は上手くいかず せっかくの名案は水泡に帰し...
2020.07.05
詩
詩
瓦解
少しずつ重ねていたものが崩れてしまった 調子づいていたところで残念だ するとどうだろう もう一度重...
2020.07.04
詩
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