迷子の休憩所
藤原 雄二
詩
傍観
その境遇が辛かった 自分だったらと思うと耐えられる気がしない それに立ち向かう姿に涙した 自分よりよ...
2020.12.18
詩
詩
旅行
車窓を流れる街を私は知らない 一軒家とマンション 高架橋国道畑街路樹 地続きの世界に用のある場所は ...
2020.12.17
詩
詩
善と悪
君の心を悪と呼んでたまるか 何を思おうと君の自由だ そう感じるのが君たる所以だ そこに何者も侵す権利...
2020.12.16
詩
詩
歌うこと
歌を歌う時 息を吸う 肺が膨らみ 喉を通って声帯が震え 口やら鼻やら頭やらに響いて 音になる 吸って...
2020.12.15
詩
詩
習慣
毎日この時間にこれをする 小さな自分のルール 誰に言われるでもなく 意味はないのかもしれない 馬鹿げ...
2020.12.14
詩
詩
忘れて
浮かんでは消えて 浮かんでは消えて 頭の中のシャボン玉のよう 言葉が浮かんでくっついて 何を言おうと...
2020.12.13
詩
詩
わがまま
私は私のままに 私として生きていたくて 私として死んでいきたい 誰かのやりたい事を表す道具ではなく ...
2020.12.12
詩
詩
体感時間
君がデビューして早数年 君を知ったのは数年前 初めから知っていたわけではない 数年を耐え抜いてやっと...
2020.12.11
詩
詩
ねこ
ねこは寝る子 丸くなって寝る子 こたつで丸くなって 布団の中で丸くなって 自分の熱を逃がさないように...
2020.12.10
詩
詩
不安定
もしも道なら景色を判断材料にしただろう もしくは歩いている時間に注目しただろう 道に例えられる人生な...
2020.12.09
詩
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