迷子の休憩所
藤原 雄二
詩
踏み出す
ぐっと力を入れて 冷たい空気に飛び込むのだ あたたかい中に居れば 安心なのはわかっているけれど ここ...
2020.12.28
詩
詩
間違い探し
私の目とあなたの目は同じ役目を担うのに 大きさも輝きも見える世界も違うのです 手の届く範囲も生み出せ...
2020.12.27
詩
詩
想像力
想像できなくて 大勢の前に立つ姿も 愛される姿も 大きな数字も 求めて目指しているけれど 手に入った...
2020.12.26
詩
詩
怠惰
何もないびっくりするほど 世間はまだお祭り騒ぎだけど 私には一日で十分だった 今日は何もない平日であ...
2020.12.25
詩
詩
キラキラの向こうに
お祭り気分の中で キラキラと輝いている それはただの電球の明かり どれほどの人が 心の底から笑ってい...
2020.12.24
詩
詩
地獄
この世は地獄 自らそうする人がいる 嫌いな人と過ごし嫌いな仕事をし 身体に悪いものを食べ 意味ないも...
2020.12.23
詩
詩
香り
香りを忘れる 慣れてしまって感じなくなる 洗剤やシャンプー 夏の日差しや冬の風さえも 毎日触れれば忘...
2020.12.22
詩
詩
愛とは
愛とは見えず 言葉にするには難しく 伝わりづらい 身体を火照らす程に 大きく影響を与えるのに その熱...
2020.12.21
詩
詩
仲良く
みんなはみんなと仲良くする わたしとは違うところで まぁずいぶん楽しそうだが また面倒なことでもある...
2020.12.20
詩
詩
BGM
日常に音楽は溶け込み 大量の再生媒体は小さな小さな 手の中に収まるほどになった 街中を歩く 駅のホー...
2020.12.19
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