詩 おどけ
どれだけバカになれる？ 笑われてるのではなく 笑わせているのだと その中身は計算され尽くして いるの...
藤原 雄二
詩 詩 救い
深い深い海の底に叩き込まれる 高い高い波に飲まれ上も下も分からない 光が差す方へ それが空に続く方だ...
詩 仙人
この世にほとほと疲れ果てて 浮世を離れてしまいたいと 朝露だけ飲んで霞だけ食べて カスカスに軽くなっ...
詩 向かい風
長く歩くときに向かい風 出かける日に雨 始めようと一歩踏み出す時にこそ 出鼻をくじかれる あぁもうや...
詩 きっかけ
見てる世界は様々で 最高の日を過ごす人もいれば 最低の日を過ごす人もいる 誰と話すかで影響は広がり ...
詩 遅めの起床
朝の冷え込みがひどいから 予定のない日は布団の中で丸まる 少しづつ南向きの窓から日が覗き込んで カー...
詩 グラデーション
寝不足の寝ぼけ眼で見た朝焼けが その色の移り変わりが見事に綺麗だ 水平線から染めて来たと思いきや 瞬...
詩 猫の道
この屋根伝いに歩いて行ったら どこまでいけるのだろう 猫の足で歩けたらどんな世界なのだろう 昔の漫画...
詩 思い出し
君を見てるとまるで過去を見てるよう そんな戸惑いがありました そんな不安がありました 全てに呆れてど...
詩 分からないことだらけ
この世界は分からないことだらけ 先行き不安の暗夜行路 一寸先は闇ちょっとのこともままならず 目に見え...