夢見の頭で感じた肌に触れる感触は
本当のことなのか分からなくなります
今は何時と時計を見るには
少なくとも光が目に染みます
午前2時は真夜中で
これから朝に向かうところ
わたしたちの生活は
ちょうど交代の頃合いでしょうか

頭の中で流れる音と
言葉に目が冴えてしまって
じんわり重い身体を持て余しながら
どうしたものかと天井を見つめます

どうやって眠っていたのだっけ?
ふと思い出すと不思議に上手く
思い出せないのも当然で
意識が沈んでいく様を
当人は覚えていないでしょう

あせらない
どうとでもなりますから
眠い時眠れればよいですから
宵の間のこの時間を
ゆっくり過ごせばよいですから

だんだんと夜は明けに向かい
だんだんとお腹は減っていくでしょう

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