遠雷

遠く西の方唸る雲
一瞬 瞬き 留まる視線
行く末の雨備えなき亡者に
意味はあるのか憂いを落とす

その身を案じて少女
この先の幸せを数える
通り過ぎるまでは
不安の中で息を止めた

駆けまわる子供
傍らに友達連れ立ち
大騒ぎの祭り
鼓動があわせて昂るのです

囲われた安全の内から
遠く騒めく空を思う
古きに神を見出した
幾年月の先の我ら

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