統計の果てに帰結すれば

私は特別である
特別に出来こそないの特別である
平凡に劣る私はその割合
優れたるものの数と同等である

劣る私の百が凡人の一となり
凡人の百が優れたるものの一である
およそ八割が難なくこなせる領域へ
私は長い年月をかけて向かうのだ
一生涯かけても辿り着けないかも知れぬ

少しばかり過ごしてきた年月の中で
性懲りも無く繰り返して来た先に
確率は帰結する
それがこの世の理のように見える

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