人に優しくなれる時

自身に損が起きた時
その人の本性が現れると言います。
普段、他人の目を気にして
優しいフリをしている人は
いざ相手に落ち度があり
自分が優位に立った時
その優しさは消えてしまうでしょう。

逆もまた然り
普段周りに冷たくしている人は
心を許した人にだけ本当に信頼を
表したりするのです。

誰かを悪者にして自分は被害者なのだ
と喚いていればその本人は安心を得る
ことが出来るでしょう。
しかし周りからの信頼は失くして
しまうでしょう。

人生、生きていると大小様々な事が
起きます。人間の記憶は悪い事の方が
強く覚えているもので悪い事ばっかり
だと感じるかもしれません。

ですがそこで
投げやりになるか感情に流されるか、
はたまた助け合を意識できるか、
そこに絶対的な正解は
ないかもしれませんが。
一つの人間が見えてくると思います。

人は正義感でも無関心でも
人を殺すことのできる生き物です。
その上、集団で群れを成します。
集団でいなければならない以上
手を取り合って支え合えればと
個人的には考えてしまいます。

世界が不安に覆いつくされても
優しい世界であることを
願わずにはいられません。