もしも道なら景色を判断材料にしただろう もしくは歩いている時間に注目しただろう 道に例えられる人生なら 年齢に注目しただろうか 費やした時間を歩いた距離と考えるなら その先の時間を考えるなら 方向を変えるのはいつだ 紆余曲折 曲がりに曲がり 目指せる場所は消去法 選べなくなったんだ自分の手で 小さなころからこつこつと 拾ったり貰ったり 鞄の中に増えたものは 落としたりあげてしまったり 結局は捨てられなかったものが宝物 人は立ち上がったことで安定を失った フラフラしてしまうのは当然 あの時の約束を 無為にしてしまいたくなる夜もある 自信はなくても立ち止まるよりは 何も考えずにとりあえず進む また引き返す時もあるかもしれない それよりも辛うじて歩く癖を
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