凡人の少年は願う 天才の仲間になりたいと願う あがいて道を見失い 絶望の友達になろうとした もしも今 10年前からやり直してきたとしたら そこに希望を見出そうとした もう一度だけ 戻れるとしたらどこに向かう 犯した間違いは数知れず それでも今まで歩いた道に 価値がないとは言い切れず 踏みとどまってやり直し 今度はどこへ向かおうか 回り道は承知の上で 心地よさを探してる 嫌いなあなたの正解を 受け入れられずにどこへ向かう 気づけば同じ道な気がする 凡人の青年は願う 過去に戻れればと願う 何度目の無意味な願いか 叶う術もわからないのだから 叶う道理はないだろうに 願いは相変わらず 積み重ねた底には 相変わらずの 結局できることも したいことも 納得したものしか 受け入れられない 新しい道を 受け入れなければ もしも戻れるとしたならば 同じ道を歩くのか そんな妄想を繰り返す
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