文字を綴る

言葉を 想いを 文字にして
一つの塊としたものを詩と呼ぶか
ポエムと呼ばれると馬鹿にされていないか
日記と呼ばれると馬鹿にされていないか

少女は恋を語り
少年は夢を語り
青年は嘆きを語り
老人は嘆きを語った

青い空だけでなく雨も喜べる人がいる
夜明けを怖がる人もいる
風に色を見る人もいる

紙にインクが染みたもの
物体としてはそれだけのもの
何十年と変わらず言葉は眠り続け
お酒の様に熟成される
時を超えて見つけた君に
芳醇な意味を届ける

時代は変わり言葉は0と1にもなった
見知らぬ君にも届くだろうか

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