ネジ山 詩 Twitter Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2020.11.08 毎度毎度締めては緩めて 鉄の山が摩耗して削れていく 小さく小さくガリガリと 少しづつ毎度の擦り合いで 噛み合わせは隙間を生む 締める 締める ある日カクンと限界を超えて ネジは止まる事なくクルクルと回る お役御免で使い切った 削れた鉄の粉がパラパラと溢れる 部品はまた新しいものを用意する 代わりは効くから 交換する部品がなかったら もう使えなくなってしまうね 元に戻るなら少し休ませてやろう 交換できるなら代えてやろう 唯一無二なら大事に大事にしてやろう
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