迷子の休憩所
物語
その3
「はじめまして、あなたの名前を教えてもらえますか?」 目の前のその人は安心した顔をしている。 「良か...
2020.05.22
物語
物語
その2
富裕層の住宅区画を出て駅に近づく、が電車には乗らない。歩けない距離でもないし節約のためでもある。電車...
2020.05.21
物語
物語
その1
音楽はもう個人のものだ。 自分に合わせた曲をAIがそれぞれ作ってくれる。過去の気に入った曲も参照され...
2020.05.20
物語
詩
嫌い
雨は嫌いですか 陰鬱な気配が嫌いですか 確かに日は差さないし洗濯物は乾かないし お出かけもできないし...
2020.05.19
詩
詩
変わらない
人の心が変わらなければいいのに 初めから変わらなければ 幾分か選ぶのも簡単なのに 変わっていくから期...
2020.05.18
詩
詩
赤ワインとチョコレート
ガラスに溜まる赤いワイン 大した値段もしない安物だから 軽い透明度で 血よりもずっと軽い赤は肌を紅ら...
2020.05.17
詩
詩
たがため
今日はもう休んでもいいかな? もしもそう聞いたなら当然いいよと 返ってくるだろう 辛いよ苦しいよと呟...
2020.05.16
詩
詩
睡眠リズム
よく眠れた昨日は 上手くいかなかった日だった 上手くいかないからこそ もがくように頭を働かせて 疲れ...
2020.05.15
詩
詩
空腹
何もない1日でもお腹は減る 頭ばかり使っていてもお腹は減る 空いたお腹を満たすだけに 食べ物を詰めた...
2020.05.14
詩
詩
空想の世界
「今日は平和ですね」 「そうですね、今日は何も生まれないみたいですね」 「人も動かないし、風も止んで...
2020.05.13
詩
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