藤原 雄二

時の流れ

もうこんな時間なの だったりまだこれだけしか経ってないの だったり忙しくすると矢の如し目的もなく呆け...

何もない

何もない朝から晩までなーんにもない何かに追われるでもない追われたくない好きにする好き勝手の自堕落にご...

言葉ひとつ

言葉ひとつ伝えられない私は無力だ言葉にならない思いを言葉にしたくて偉大な偉人の言葉を読んでその心を読...

蝉時雨の午前中

8月晴れ 夏の日追われることのない日に惚けた頭に響くのは蝉の声今日は何をしよう明日は何をしよう陽炎の...

あなたが理由

私自身へ向けた棘は誰もいないという諦めですいつしかその自身へ向けた棘が理由にならなくなったのはあなた...

いつかのリズム

久しぶりの世界だ緊張した面持ちで少し前の何でもない準備も少しぎこちなく久しぶりの会話だ声の出し方を忘...

駆ける閃光

駆け抜けるその一瞬閃光というにはまだ足りず足取りはまだ鈍い身体に伸びを感じて久しぶりの満足を得る届く...

起き抜けの頭で

張りのない生活にあくび時間を無駄にしているような間延びした頭の中でやるべきことを指折り数える上手く寝...

飢え

愛に飢えて金に飢えて私はどこへ行く誰のためになり誰のために歌う愛ばかりを歌う幸せな人たちをやっかみな...

予定なし

予定の無い休日見通しの無い夏世界はどこに向かうのでしょうね人と動物と植物と海と世界の均衡はどこに向か...