迷子の休憩所
藤原 雄二
詩
あなたが理由
私自身へ向けた棘は 誰もいないという諦めです いつしかその自身へ向けた棘が 理由にならなくなったのは...
2020.07.31
詩
詩
いつかのリズム
久しぶりの世界だ 緊張した面持ちで 少し前の何でもない準備も 少しぎこちなく 久しぶりの会話だ 声の...
2020.07.30
詩
詩
駆ける閃光
駆け抜けるその一瞬 閃光というにはまだ足りず 足取りはまだ鈍い 身体に伸びを感じて 久しぶりの満足を...
2020.07.29
詩
詩
起き抜けの頭で
張りのない生活にあくび 時間を無駄にしているような 間延びした頭の中で やるべきことを指折り数える ...
2020.07.29
詩
詩
飢え
愛に飢えて金に飢えて 私はどこへ行く 誰のためになり誰のために歌う 愛ばかりを歌う幸せな人たちを や...
2020.07.27
詩
詩
予定なし
予定の無い休日 見通しの無い夏 世界はどこに向かうのでしょうね 人と動物と植物と海と 世界の均衡はど...
2020.07.26
詩
詩
正直
世界は正直だ あなたも正直だ 楽しい時は笑い 悲しい時は泣く つまらない時は眠くなり さっくりと離れ...
2020.07.25
詩
詩
人の数
決して多くはないけれど 帰りを待ってくれている そんな人がいる もう少しだけ旅をしてみよう また話を...
2020.07.24
詩
詩
足掻けよ阿呆
足掻け足掻け 醜く足掻け あざ笑われていけ 一番自身を笑ってけ そして最期のその時に 笑ってお別れを...
2020.07.23
詩
詩
過ぎ去る
昔見た憧れを 未だに思い出しては大事にしている 漫画小説映画動画 そこに付随する音楽など 懐かしんで...
2020.07.22
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