迷子の休憩所
藤原 雄二
詩
熱中症
日照りの下のアスファルトの上に 見上げる青空は高くノイズが響く 一方部屋の中は快適で 文明の力を手放...
2020.08.20
詩
詩
空っぽの冷蔵庫
古い冷蔵庫が部屋の隅でうなってる 昔に比べて頻度は多くなったかな 引っ越しに向けて入れるものを減らし...
2020.08.19
詩
詩
最後の一人
この世の全ての人が消えて 私が独りになったとして 文明はそこに残っていて 今までの事は好きに出来ると...
2020.08.18
詩
詩
眠れない夜は
眠れない夜は 心がざわつく 落ち着かず 無駄に考えが広がる 夜は深ける 朝が近づく 何をするでもなく...
2020.08.17
詩
詩
それぞれの
高みを目指せるのは 幼い時から空を飛んでいるやつだ 飛び方を知っている風の使い方を知っている 空の世...
2020.08.16
詩
詩
熱溜まりの駐車場
繁華街の中 向かいの道路を渡った先にある コンビニの明かりをぼんやりと眺めながら 友人が隣で煙を吹か...
2020.08.15
詩
詩
腐るわたし
常温の世界に晒されて 体を蝕むスピードが上がる 処理をしなければ腐ってしまう 生きた人であればあるほ...
2020.08.14
詩
詩
新しい世界
目が覚めた時 昨日は今日になっている 時計の針がてっぺんを越える時でもなく 日が昇った時でもなく 君...
2020.08.13
詩
詩
ヘラリヘラル
ヘラヘラリヘラヘラル お腹がヘラリヘラヘラル 昨日もご飯を食べたのに 今日もお腹がヘラヘラリ 晩ご飯...
2020.08.12
詩
詩
暑さにやられて
夏の暑さにやられて部屋から動けない 外は体内のよう熱風が吹き荒れる 一昔前を思うと異常と呼べる世界の...
2020.08.11
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