見慣れない人が隣に そうだ今日も仕事に勤しむ どうした、とんでもない事態に 巻き込まれているじゃないか やれやれ、また怒られるじゃないか どうやって後処理をしようか 嫌な気持ちのまま目が覚める 現実と夢の境界が曖昧で 私はいつでも私だった 空は飛べない 異世界に興味はない 大事な人と一緒に居られて 笑って過ごせればいい 目を開けているときの願いと 目を閉じているときの願いが 違う理由もないもので 夢の中で幸せだと少し切ないのは それが夢だとわかってしまったから もしも夢をコントロール出来たら 一生目覚めないだろう それは一つの死の形になるだろう まだしばらく私は夢見るだろう 曖昧な境界の中で
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