流るる空

煌めく空のこぼれた先に
流るる願いに君を想う

どこにいるのと声を飛ばす
ここにいるのと声を飛ばす

こっちの場所が見えないのなら
君の場所もわからない

淡い願いも見つからないなら
せめて君を願って見上げる

せっかくの夜だというのに
相変わらずの夜のようで

明日は朝に用事がある
鈴の音に耳を傾けて

毛布の温もりに沈む

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