君が歩いた道の跡 振り返ることは良くないと 言われたこともあるけれど たまに立ち止まる時に 確認してしまう こんなところに来たんだなと あんな場所もあったなと 当時は必至に過ごした時期を 懐かしいと掘り返す きっと忘れてしまった方が 楽になれる気がするから 振り返ることは良くないと 言われる所以であるのでしょう 似た記憶を見比べて どうして過ごせたか思い出して 今何でもないこと思うと 乗り越えられる高さであると 何とか踏みとどまってみる 気がついたら行き止まりのような 崖になっているような 道が途切れているような それでも進める場所はある 君が進めば道になる
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