人生ではおおよそ計り知れないくらいの 途方もない数字の中で一つ 奇跡のように感じてしまう宇宙の出来事 実はありきたりの当然な出来事も 人の一生のうちには一度 あるかないかの出来事 山を越えた向こうに街があり 海を越えた向こうに国があり 空は繋がっていて一つの星で その星はいくつもの星と共に グルグル廻っていて そんなグループがいくつもあって グループの塊が銀河と呼ばれ その銀河はいくつもあって 僕等の銀河はいつか他の銀河と くっついてしまうんだって そのころにはみんな いなくなっているんだろうけど 太陽がいつか燃え尽きてしまうとか ここから見える星の光はもういないとか そんなの信じられる? 途方もないとはこういうことか ありえないという常識が 宇宙で起こっているから 可能性という数字は 無量大数的に存在している
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