夏の暑さだったり 秋の物悲しさだったり 夜の静けさだったり 低気圧の重さだったり 言葉にならない怠さと 毎日の苛立ちに振り上げた手を 遠くの人混みの中から見つけて 何ができるわけでもなく 何を持っているわけでもないのに 自身の両の手を見つめて あの手を掴むのにどれくらい走れば 間に合うのかと 性懲りも無く考えている みんな大丈夫 頼る先があるのだから 支える手がそのすぐ側に待っていて バランスを崩しても大丈夫 倒れることはないのだから 息を切らして視界の隅で それを見届けて踵を返す また自身の道に戻る 余計なお世話が余計に終わって良かった 性懲りも無く 繰り返して
余計なお世話

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