目が覚めるんだ 朝日が昇る前に 目が覚めるんだ アラームが鳴る前に 大切な約束をすっぽかしている気がして 時間を無駄にしている気がして 重い体をどう扱うべきか持て余して 今日はあの人に会えるのかと 外の空気を身体の内と部屋の中に入れ込みながら ゆっくりと呼吸する お腹が減るのは不思議なことだ 何もしていなくても生きてるみたいだ 昔はもう少し考え事ができたのに 今はあの人がいない理由と あとどれくらい生きていけるのかばかりを 考えるばかり 知らないうちに背負った重石は 本当に必要だろうか本当に重いのだろうか 余計な幻想を枕元に また眠気に呼ばれてる
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