ここに在る

今わたしが消えてしまったら
それに気づく人がいるでしょう
そして寂しくおもうのでしょう

それがどんなに幸せか
たしかな存在を感じるのです

見る目に映る姿と
耳を震わす声と
命が流れる肌の温かみ

それらの五感の外にある
見えぬ触れられぬ存在を
あなたは知っているということを

わたしは幸せと呼ぶ

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